日差しが強いときはもちろん日傘を差すけど、いったい何時まで必要なのか、気になる方も多いかと思います。
もちろん日光を浴びることはビタミンDを作る上で必要だけど、紫外線は皮膚の老化や目へのダメージもあるので、やっぱりなるべく避けたいですよね。
日差しが強いときだけ必要なのか、くもっていても必要なのか。この記事では、日傘が必要な時間帯と、くもりの日にも日傘が必要な理由をお伝えします。
日傘が必要な時間帯
日傘が必要な時間帯は、平均的に見ると9時から15時までです。
上記の図は気象庁が発表している、茨城県つくばの2023年8月20日の紫外線量(※UVインデックス)のグラフです。
※UVインデックスは紫外線の影響度をわかりやすくするため、紅斑紫外線量を指標化したものです。
- 3以上:できるだけ日差しを避ける
- 8以上:できるだけ外出を控える
気象庁の観測値は2018年2月以降つくばのみですが、それ以前は札幌と那覇もありました。
つくばより紫外線の強くなさそうなイメージの札幌でも、9時のUVインデックスの数値は3.8で、できるだけ日差しを避けたほうがよさそうです。
15時にはUVインデックスの数値は2.5で3以下なので、日傘は14時まででも大丈夫そうですね。ただ、札幌のこのグラフは2017年8月のものです。今は当時より温暖化も進んでいるので、札幌でも15時まで日傘を差していた方が安心な気がします。
くもりの日にも日傘が必要な理由
くもりの日にも日傘が必要な理由は、紫外線の量は快晴時の6割ぐらいはあるからです。
ほぼ全天を雲が覆っていても、薄曇りの場合は、快晴時の約8~9割のUVインデックスとなりますが、曇りの場合は、快晴時の約6割となります。
引用:気象庁「雲と紫外線」
上述つくばの例でいくと、お昼12時のUVインデックスは9.3でした。これの6割だと曇りでも5.58もあり、できるだけ日差しを避けるほうがよい数値3を超えることになります。
札幌でもお昼12時の6.7の6割は4.02もあり、やはりこちらもUVインデックス3を超えていますね。日中はくもっていても日傘を差した方が安心できそうです。
「日傘を持ち歩きたいけどバッグに入らない」方へ向けた記事もあります!小さな日傘も紹介しているので、よければ一緒にお読みください。
「日傘がバッグに入らない!でも持ち歩きたい!」を解決する3つの方法
まとめ
この記事では、日傘を差した方よい時間帯と、くもりの日にも日傘が必要な理由をお伝えしました。
日傘を差した方よい時間帯は9時から15時。くもりの日にも日傘が必要な理由は、くもりの日でも紫外線の量は快晴時の約6割はあるからです。
ビタミンDを作るために日光を浴びたいなら8時までにして、それ以降は日傘を差して紫外線を防いで外出するのがよさそうですね。